こんにちは
ミギマワルです(@migimawaru)
突然ですが、ぼくには3年以上続けている超優良な習慣があります。
それは「完全無欠コーヒー」
一時期流行ったので知っている方も多いかと思います。日本ではバターコーヒーとしてブームが起こりました。
これは、3年以上実践したぼくの感想なのですが、本当に最高です。
一度知ってしまったらもはや、やめることはできません。
先日、東京に行ったときには、「最強のバターコーヒー」というお店に行き、作り方や味を観察してきました。
ダイエット法や食事法その多くがブームの終焉とともに消えていく中、レシピの載っている「最強の食事」の初版から3年以上経った今もなお実践している方が多くいます。そして、ぼくもその一人です。
今日は、ぼくが愛してやまないその完全無欠コーヒーを紹介します。
ハイパフォーマンスを目指したいという人には完全無欠コーヒーが圧倒的にオススメ
完全無欠コーヒーには、実際に3年以上続けているぼくの実感として、以下のメリットがある。
- 頭が冴える
- 空腹感がやってこない
- 午前中にエネルギー切れになることなく元気に過ごせる
- 1食あたりのコストが安い
完全無欠コーヒーを飲むとその後、頭がとてもスッキリする。この効果だけでも、もう完全無欠コーヒーを辞めることはできない。
完全無欠コーヒーを飲む以前、パンを朝食として食べていた時に感じていた強烈な空腹感も今は無い。あの頃は、朝食を食べたはずなのに1~2時間後には空腹で朝食と昼食の間に間食をして頭はボンヤリしていつも眠いという状態だった。
完全無欠コーヒーを学生時代に知っていたらと思うと残念でならない。学習効率は桁違いだろう。
体感してもらうのが一番だが、これを実感したらやらない理由は無いと思う。
高強度の肉体労働でなければ、これ以上の朝食は無い。
起床して本記事で使う写真を撮りながら完全無欠コーヒーをつくり、9時頃に完全無欠コーヒーを飲んだ。これを書いている14時現在、未だ空腹はやってこない。
完全無欠コーヒーが最強の朝食な理由
完全無欠コーヒーは低炭水化物ダイエットのデメリットなしでメリットだけを享受できる強力な方法だ。
通常、人体は炭水化物を燃料にするが、ファスティングを実施したりして燃料とすべき炭水化物が無いと糖新生が行われる(脂肪を分解してエネルギーを作り出す仕組み)。
炭水化物を制限することで意図的に糖新生を引き起こすことができる。その結果としてケトーシス(血中にケトン体が大量にある状態)が引き起こされる。ケトーシスになっているということは、それだけ脂肪が燃焼されてエネルギーへと変わっているということだ(炭水化物を制限すると脂肪を分解してエネルギーを作り出す。その過程でケトン体が生成されるため)。
近年話題になった低炭水化物ダイエット、糖質制限ダイエットはこのメカニズムを利用して痩せることを目指している。
ケトーシスになると体力が増強され、集中力が増し、血糖値が安定することで高炭水化物食を摂った時のようなエネルギーの急激な低下が起こらない。それによって頭がボンヤリすることがなくなる。
だが、ケトーシスもいい事ばかりではない。
ケトーシスに長く留まりすぎると、便秘、低体温、口臭、副腎疲労、生体ヒスタミン蓄積の原因となりかねない。
しかし、完全無欠コーヒーを用いて断続的ファスティングを行うと穏やかなケトーシスを保ちつつ、代謝と健康を高めることができる。
朝食に完全無欠コーヒーを採用することで、ファスティング状態を維持したままエネルギーを補給することができる。これにより空腹感すら生じさせることなく集中力を切らさずに昼食までの時間を過ごすことができる。
以前に腸内環境改善についての記事を書いて反響を頂いたが、完全無欠コーヒーの材料にはその中で言及している酪酸とポリフェノールが含まれている。腸内環境の改善にもいい効果を発揮するだろう。完全無欠コーヒーは、脂肪を燃焼しながら痩せ型細菌のバクテロイデス門の細菌に餌を与えることができる。
更にコストも安い。次の項ではコストについても言及する。
ぼくが使用している完全無欠コーヒーの材料
<材料>
コーヒー
本当は豆からドリップしたほうが有効成分を摂ることができるのでいいのだが、毎朝やることなので、ぼくは手間が少ないことを重んじる。
グラスフェッドバター
グラスフェッドバターは無塩のものを使う。
はじめは初期投資を小さくして様子を見るのであればグランフェルマージュのバター、試してみて続けるのなら業務用のアンカーバター5kgがコスパが良くてオススメだ。(アンカーバターのカットは面倒だが……)
うちの冷凍庫はカットしたアンカーバターに占拠されている。本当に量が多いので、業務用アンカーバターを購入する時は自宅の冷蔵庫としっかりと相談してほしい。
MCTオイル
iHerbで売っているMCTオイルが容量と値段が安くていい。
探せばもっと安いものも存在すると思う。
普段使っているのはC8MAXという商品だが、購入時にiHerbで売り切れだったため、現在はこちらを使用している。
完全無欠ダイエットの提唱者であるデイブ・アスプリー氏のブランドで販売されているMCTオイル(ブレインオクタンオイル)も試してみたが値段は高いが効果に違いは感じられなかった。
ぼくが使用している完全無欠コーヒー作りの道具
ブレンダー
完全無欠コーヒーづくりの神器。これがなかったら習慣化できなかったと思う。
大型のブレンダー・ミキサーなどを買うと場所を取るし無駄に高い。これで必要十分だ。
手軽に使えてすぐに洗えて最高。
タッパー
バターを入れておく容器。これは使えれば何でもいいと思う。
一応リンクのようにバターが切れる容器なるタッパーもあるが、使ってみた感想として面倒が増えるだけなので要らないと思う。
普通のタッパーがいい。普通のタッパーに入れて使う度にスプーンですくえばいい。
蓋がかぶせるだけのものだと、カットしたバターのサイズによってはうまく蓋が閉まらないこともありうるので、こうしたロック付きのタッパーがオススメ。
タンブラー
これは別に無くても大丈夫。だが便利なので一応載せておく。
ぼくは毎朝これに完全無欠コーヒーを入れて通勤の車内で飲んでいる。
ちなみに完全無欠コーヒーを入れる容器は洗いやすいものがいい。オイルをたくさん入れるので、洗いにくいものを容器に使ってしまうと後で掃除が面倒になる。
サイズは420mlくらいが使いやすい。「鏡面仕上げ」のものと「つや消し仕上げ」のものがあるが、「つや消し仕上げ」がオススメ。傷が目立たないし格好いい。
ぼくが実践している完全無欠コーヒーの作り方
各種材料の量は体重65kg程度の人の場合の目安。
コーヒーを入れる
コーヒー小さじ2杯をクリームブレンダーの容器に入れる
グラスフェッドバターを入れる
大さじ1~2杯(空腹感や体調で調整)をクリームブレンダーの容器に入れる
MCTオイルを入れる
大さじ1~2杯をクリームブレンダーの容器に入れる(量が多いとお腹がゆるくなったり、胃の不快感が出るので必ず少量から様子を見る。ぼくは最初から多めに投入して痛い目にあった。はじめは無理せずに大さじ0.5杯くらいから調整したほうが良い。)
現在、ぼくは写真のティースプーンで代替4~6杯を使用している。
お湯を入れる
クリームブレンダーの容器に適量のお湯を注ぎ、スップーンで混ぜてバターをある程度溶かす。
これをしないと次の工程でブレンドした時にバターの塊が暴れてお湯が溢れる。
お湯の量もブレンド時にこぼれない量としては写真の量が限界だ。
ブレンドする
ブレンダーを差し込みブレンドする。
茶褐色になるまで、しっかりとブレンダーで撹拌する。
オイルが溶けていればいいわけではない。しっかりとコーヒーとオイルが混ざることで「ミセル」という状態になり、脂肪をエネルギーへと変換するようになる。
注ぐ
出来上がり!
慣れたら5分もあれば使った道具の洗浄まで終えられるだろう。
使っている道具の金額を加味せずに材料費だけで計算すると、業務用アンカーバターを使った今回のレシビでグラスフェッドバター、MCTオイル、コーヒーの金額を合算した1食あたりのコストはおおよそ120円。
普通に朝食を食べるのと比べても相当安いと思う。これでハイパフォーマンスと健康を実現できるのであれば最高すぎる。
朝食に完全無欠コーヒーとともに、プロテインを摂ると空腹感が少し早めに生じるが、空腹感を引き起こすレプチンというホルモンの感受性がリセットされ、食欲が正常に戻るらしい。
また、筋トレの翌日などは朝食にプロテインを摂りたいが、その際に使用するプロテインは無糖のものにしないと完全無欠コーヒーによってもたらされる断続的ファスティング(断食)が途切れてしまうので要注意だ。
それなので、ぼくはプロテインは無糖のものを使用している。
美味しくはないが、飲めなくはない。水で割ると薄い牛乳みたいな感じだ。
ハイパフォーマンスを目指す人には完全無欠コーヒーが圧倒的にオススメ
コスパも良く、パフォーマンスも高めてくれる最強の朝食「完全無欠コーヒー」のススメ。
「最強の食事」は、食事全般の指標に使えるとても優秀な書籍だと思う。
ぼく自身、完全無欠コーヒーを実践し始めてから、食べ物がいかに人間のからだに大きな影響を与えているかがわかった。
ぼくたちのからだは食べたものでつくられているんだ。
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございます。
自分のからだの反応を見極め、自分の健康を増進してくれる食べ物を選択し、自分の健康を害する食べ物を排除する。それによって最高の体調に迫ることができる。
しかし、常にそれを遵守するのは人生の幸福感を下げることになる場合もある。あまり神経質になりすぎず友人や恋人との食事のときはおいしいものを一緒に楽しく食べるのがいいと思う。
ぼく自身、仕事のある平日は決まったものを食べているが週末はそんなに食べ物に気を使っていない。それでも十分健やかに過ごせている。
人生の目的は、幸福に生きることだ。それを忘れずに自己改善を推し進め、人生をより良いものへと変えていこう。
食事の改善は間違いなく時間の経過とともに大きなアドバンテージをもたらす。時計回りの前進になるだろう。
それでは、また!
ミギマワル(@migimawaru)
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