【決着】ファミリーマートのバターコーヒーは完全無欠コーヒーの代わりになるのか?

こんにちは

3年以上完全無欠コーヒーのヘビーユーザー ミギマワルです(@migimawaru

 

ぼくは3年以上ほとんど毎朝、来る日も来る日も完全無欠コーヒーを作り続けてきた。

その愛は深く、ぼくは地方在住なのだが、東京にあるバターコーヒーのお店を訪れ、作り方や味を確認したほどだ。

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先日、完全無欠コーヒーを紹介する記事を書いたが、完全無欠コーヒーは作るための材料や道具を揃えるのが面倒で、試してみるのに少しハードルがある。

しかし、ファミリーマートでバターコーヒーが販売されている。

もしそれが完全無欠コーヒーの代替になるのなら、導入のハードルはだいぶ下がる。気軽に試してみることもできるはずだ。

そこで、完全無欠コーヒーのヘビーユーザーであるぼくがファミリーマートで販売されているバターコーヒーを足掛け4日間試してみた。

 

ファミマのバターコーヒーを試してみた

オリジナルと抹茶味の2種類があるが、今回はバターコーヒーオリジナルを使用した。

ファミリーマートのバターコーヒー ステータス

価格:税込み198円(184円)

容量:240ml

カロリー:約158kcal

1本でだいたいおにぎり1個分のカロリーだ。

味はカフェラテみたいな感じで飲みやすい。おいしい。

 

初日:2018年12月30日

年末休みに入り、いつもと違う生活を送っていた。

この日はバターコーヒーを飲んだ後、肉体労働をしていたからか早々に空腹感を感じた。

これだと筋肉質な自分の体型(174cm/70kg)ではバターの量が足りず使えないかも……と思ったが、引き続き様子を見ることにした。

 

2日目:2019年1月2日

年をまたいで1月2日。

この日は午前中、家で過ごしていた。からだを動かすこともなくステッパーを踏みながら読書をして過ごした。

空腹感は昼前になって少し生じたが許容範囲。あまり気にならない程度。

活動量が少なければ普通に代替として使えるかもと見直した。

 

3日目:2019年1月11日

年も明けて、仕事も平常運転。ここからが効果が本当に気になるところ。

使ってみるとびっくり。通勤の道中で飲んでから正午になっても空腹感は無し。

お腹が空いていないけれど昼休みだから仕方がなく昼食を摂るといった感じだった。

これは十分使えると思ったが、一応、もう一日だけ様子を見ることにした。

 

4日目:2019年1月12日

昨日の段階で問題なく使えると感じていたが、確信に変わる。

昨日同様、通勤の道中で飲み、その後正午までほとんど空腹感は無し。


ちなみに参考情報として、ぼくの仕事はプロフに書いてあるようにITエンジニアだ。基本的にずっと座って仕事している。

 

ファミマのバターコーヒーは完全無欠コーヒーの代わりに使えるのか?

体感としては、代替として十分使える。

一日中座りっぱなしのぼくが試した。

デスクワーカーなら朝に飲んで正午まで十分空腹にならずに集中力を維持できると思う。

ただ残念ながら、からだを動かす仕事の方は、朝食がバターコーヒーだけだとすぐにお腹が減ってしまうと思う。ぼくはからだを動かした日はすぐに空腹感が生じた。

ただし、若干難点や気になる点もあり、長期間飲み続けた場合には完全無欠コーヒーと比べて効果に差が出てくる可能性も考えられる。

以下にその説明とともに難点と気になる点を書く。

 

難点

難点1:バターやMCTオイルの量を調整できない

パッケージングされた商品だから当然だが、オイルの量を調整することができない。空腹感が小さい場合には中身を残せばいいが、空腹度が強い場合には2本飲むなどで対応するしかない。そうするとコストが高騰する。税込み1本198円だ。ぼくの感覚だと1本ならまだ安いと感じられるが、2本で400円近くなると朝食としてはだいぶ高いと感じてしまう。

 

難点2:カゼインが含まれている

上部の画像を見てもらえるとわかると思うが、カゼインが含まれている。

それの何が問題かというと、カゼインが加わるとコーヒーに含まれている抗酸化物質ポリフェノールの一種クロロゲン酸がうまく利用されなくなってしまう。

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」の言を借りればコーヒーにカゼインを加えると「クロロゲン酸は3.4倍も生物学的利用能(バイオアベイラビリティ)が低下してしまう」とのこと。

 

難点3:MCTオイルの量

これは一番の難点だ。

ファミリーマートの公式ページを見ると、MCTオイルの量は小さじ1杯が入っているとのこと。(ちなみにグラスフェッドバターは大さじ1杯が入っている)

完全無欠コーヒーの推奨レシピでは、MCTオイルの量は大さじ1杯~2杯だ。

小さじ3杯が大さじ1杯相当なので、ファミマのバターコーヒーには完全無欠コーヒー推奨レシピの1/3~1/6の量しかMCTオイルが入っていないことになる。

MCTオイルは量が多いとお腹を下したり胃に不快感が生じたりする。コンビニで販売する以上、万人に提供しても体調不良を引き起こさない程度の量に抑えざるを得ないのだと思うが、個人的には少ないと感じる。ぼく自身は普段小さじで4~5杯入れている。ただ、これは個人差があるので小さじ1杯がちょうどいいという人もいるだろう。

ただ、リスクをとっても商品開発をしてくれたファミリーマートは素晴らしいと思う。ぼくは以前からコンビニの中でファミリーマートが一番好きだ。

完全無欠コーヒーの理屈としては、それを紹介している本である「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」の中に、MCTオイルによって脂肪を蓄えようとする腸内細菌の活動を抑え込むという趣旨の記述がある。MCTオイルの量が少ないことは、効果にどの程度影響を及ぼすのだろうか。

 

気になる点

気になる点1:乳化剤

これは神経質かもしれないが、乳化剤が入っている。ぼくもこの記事を書くために軽く調べて知ったことだが、乳化剤は界面活性剤とほぼ同義らしい。そう言われると危険な感じがする。しかし、普段食べているものにも乳化剤は普通に使われている。そこまで神経質にならなくてもいいような気もするが、気になる人は要注意。

 

気になる点2:アイスしか無い

保存上の都合なのかファミマのバターコーヒーにはアイスしか無い。だからこそ油分が固まらないように先述した乳化剤が入っているのだろうが、ホットとアイスの違いが完全無欠コーヒーとの違いとしてどのように影響するかがわからない。

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」には、完全無欠コーヒーは撹拌することでコーヒーにバター、MCTオイルを溶かすとミセルという状態になり脂肪をエネルギー源とするからだの働きを助けるということが書かれていた。これを乳化剤で代替した場合どのような影響があるのだろうか。

また、完全無欠コーヒーの考案者であるデイブ・アスプリー氏の昨年発行された新著「HEAD STRONG」内でまだ仮説だが、脂肪と水とを機械で混合する工程が完全無欠コーヒーに力を与えているかもしれないという趣旨の記述があった。これについても書いてしまうと記事が長くなってしまうので気になる方はぜひ本書を読んでみてほしい。

【書評】HEAD STRONG -頭が良くなる全技術-

 

結論

完全無欠コーヒーを3年以上飲み続けているぼくがファミリーマートのバターコーヒーを完全無欠コーヒーの代替として使っても違和感は無かった。

ただし、本来の完全無欠コーヒーのレシピから外れている部分もあるので、外泊した際の代替や、完全無欠コーヒーのお試しなど短期的に利用するのはいいと思うが、長期間続けるつもりならば本来のレシピに従って完全無欠コーヒーを作ることをオススメする。

 

 

記事が長くなってしまったが以上だ。

最後まで読んでくれてありがとう。

 

それでは、また!

ミギマワル(@migimawaru

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