【スマートウォッチ】「HUAWEI Band Pro 3」を使ってみて感じた良いところと悪いところ【活動量計】

こんにちは

ミギマワルです(@migimawaru

先日、活動量計を買った。

だいぶ前から腕時計が壊れていて、毎日10分くらいズレる。

天下のSEIKOでもモノはいつか壊れる。ぶつけたり落としたりしても動き続けていたんだから、むしろ大したものだ。

しかし、毎日10分ズレる時計なんてつけている意味があるのかわからないが、まあ、いわば格好つけだ。

スマホで時間が見れる今、腕時計をつける必要があるのかと言われたら別に必要はないだろうけれど、それでもいつの間にか身についた習性として時間が知りたくなると、ふと左手首を見てしまう。

そこに何かがあることで安心するんだ。

 

「HUAWEI Band Pro 3」レビュー

今回、Twitterでフォローしている方がオススメしていたのをきっかけに、活動量計を買うことにした。

そこでどの活動量計を買うかを検討するにあたり、ぼくは以下のことを重視した。

  • 睡眠測定機能がついている
  • 心拍測定機能がついている
  • 防水
  • 電池持ちが良い
  • デザインが悪くない、変に目立たない

その結果、購入することにしたのが「HUAWEI Band Pro 3」だ。

上記の条件を満たすものを探した結果、結局、最初にTwitterでオススメされていたモノに落ち着いた。

実際にしばらく使ったのでレビューする。

 

「HUAWEI Band Pro 3」のいいところ

高精度な睡眠測定機能

やはり重視したのは睡眠測定機能だ。

睡眠の測定をする方法には加速度センサーを用いたものと心拍変動を用いたものの2種類がある。

しかし、加速度センサーでの睡眠測定は精度が悪く、測定結果に平均1時間程度のズレが生じるらしい。

それに比べて心拍変動での測定は精度が高い。

「HUAWEI Band Pro 3」は高精度な心拍変動による睡眠測定だ。

「HUAWEI Band Pro 3」と同様に心拍変動を利用して睡眠測定を行うOURA Ringという指輪型のウェアラブルガジェットがある。

そのOURA Ringについてスタンフォード大学が実験した結果、およそ96%の精度で睡眠の測定ができたらしい。OURA Ringは指の付け根、「HUAWEI Band Pro 3」は手首と、測定する部位こそ違うが、実験の結果を参考にして、それなりの精度で睡眠の測定をすることができるだろうと判断した。(手首よりも指の付け根で測定する方が精度が高いらしい)

ちなみにOURA Ringの精度実験に対抗するかのように「HUAWEI Band Pro 3」の睡眠測定機能はハーバード大学のお墨付きだ。

以下に商品説明文の一部を引用する。

HUAWEI TruSleep™技術はCPC *3アルゴリズムを採用し、ハーバード大学医学大学院Beth Israel Deaconess Medical Centerによって検証済です。

深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、目覚め回数を含む完全な睡眠構造を記録することができます。

リアルタイムの心拍数の検出、睡眠時の呼吸の質、およびビッグデータ分析によって睡眠質スコアを提供します。

Huawei Band 3 Pro 商品説明より引用

 

活動量計の睡眠測定は加速度センサー方式の物が多い。心拍変動方式のものがこの価格で変えるのは正直安いと思う。

 

運動量や睡眠の状態がグラフ化されてひと目で把握できる

 

スマホアプリと連携することで、運動量や睡眠測定のログがグラフ化されてひと目で把握できる。

やはり、単純に数値を並べられるよりもグラフ化してくれると直感的でわかりやすい。

ログの採集と整理が自動化されると手間がなくて最高だ。

人生を変えるログの威力

 

1時間座りっぱなしだと体を動かすようにリマインダーが作動する

座りっぱなしは体に良くない。1日3時間座りっぱなしだと脳が薄くなるとか、心疾患リスクが高まるとか、早死にのリスクが高まるとか言われている。

ぼくのようなデスクワーカーは集中してしまうと、ついつい長時間座りっぱなしになってしまう。それを回避するためにリマインダーが作動して軽く体を動かすことを促してくれる。地味に嬉しい機能だ。

ただ、これについては不要な人もいると思う。

安心してほしい。スマホアプリからの設定でこの通知はOFFにすることができる。その他にも電話の着信やメッセージの受信などの通知連携機能もアプリから設定することができる。

 

電池が長持ち

実際に使ってみた結果、電池は5日程度は十分に保った。

頻繁に充電が必要だと使用に手間が多くてストレスになるが、5日間保てば問題ないだろうと思う。

 

この他にも、GPS内臓でスマホを持ち歩かなくてもランニングのログを取っておけたり、センサーによりどんな泳ぎ方で水泳しているかを判断できたり面白い機能が書かれているので、気になった人は商品の説明を読んでみるのも面白いと思う。

 

「HUAWEI Band Pro 3」の良くないところ

いいところばかり挙げるもフェアじゃないので、実際に使ってみて感じた良くないところ、不便なところを挙げる

文字盤のデザインパターンが少ない あんまり格好良くない

デザインパターンが3パターンしかない。パターンが少ないのは別にいいが、3つのうち2つはダサい……

 

不要なタイミングで点灯する

センサーが体の動きに反応して画面を点灯させるのだが、別に必要のないタイミングで点くこともある。これが、すこし鬱陶しかった。

しかし、腕を上げる動作に反応して画面を点灯する設定をOFFにして、画面を触ったときしか点灯しないようにすればある程度解消できる。

 

電源をオンにするためには充電器に接続する必要がある

どうやら電源をONにするためには充電器に接続する必要があるらしい(たぶん)

電源をOFFにする場面なんて無いからどうでもいいと思っていたけど、あった。映画館だ。

映画館に行ったときに不意に画面が点くのが気になるので電源を切りたいが、切ると帰宅して充電機に接続するまで電源を入れることが(おそらく)できない。すると鞄に入れておくなどすることになる。

 

総合して

良い点も良くない点もあったが、トータルして「HUAWEI Band Pro 3」はいい買い物だったと思う。

意識していなくても身に着けていさえすればログを取り続けてくれるというのは最高だ。買って身につければ、後は充電すること以外に手間は無い。

運動不足、睡眠不足が一目でわかるし、そういった蓄積したログによって体調不良の原因特定に一役買うこともある。

実際、ぼくは自分は早めに寝ていると思っていたが、実は睡眠時間が思っていたよりも少なく、慢性的に若干睡眠不足であることがわかった。

そして、自分のベストな睡眠時間は7.5時間でそれを下回ると日中の精神状態が少し悪くなる。近くのデスクの人が立てる物音など些細なことが気になるようになるということに気づけた。

このデータを参考にベストな活動量、睡眠時間を目指して改善策を立てて行動していけば心身の健康はさらに促進されるだろう。

腕時計のようなステータスアイテムにお金をかけるくらいなら活動量計を買ったほうが実用的だし、ブランド物の競い合いというくだらないゲームからも降りられる。オススメだ。

それでは、また!

ミギマワル(@migimawaru

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