「本を読む気にならない」、「本の内容が頭に入ってこない」そんなあなたへの処方箋

こんにちは

ミギマワルです。

今日は「本を読む気にならない」、「本を読んでも内容が頭に入ってこない」という人に向けて、アウトプットして、頭の中身を整理しようという話を書く。

 

そのモヤモヤ、もしかして情報過食では?

現代は情報が氾濫している。一説によると現代人が一日に接する情報量は、平安時代の人が生涯かけて取得する情報量と同じだという。

そんな量の情報に、毎日毎日晒されているんだ。そこに更に読書して情報を取り入れようというのは、お腹いっぱいのところに大盛りのラーメンを食べさせられるようなものだ。脳もさぞウンザリしていることだろう。やる気がでないのもごもっともだ。

現代を生きる僕たちはテレビ、パソコン、スマホと無限に情報を提供する機器に身を囲まれているおかげで、常に情報の過食気味だ。

「本を読む気にならない」、「本の内容が頭に入ってこない」という症状は、インプットにバランスが偏っているからかもしれない。

何も意識せずに過ごしていたら、食べ過ぎで身体に不調をきたすのと同じように、頭の働きも鈍くなるのではないか。

情報過食によって、知識だけが増えて、腰が重い、まさしく頭でっかちになってしまう。

情報過食は僕が考えた造語だが、これによって引き起こされる知識偏重は、もはや現代病ではないか。

 

 

インプットとアウトプットのバランスは取れてる?

そこで言いたいのは、「インプットはアウトプットと常にセットであるべきだ」ということだ。

そうすれば、インプットとアウトプットのバランスが改善する。更に、記憶にも定着する。

ただ漫然とインプットしているだけでは、本から学んだことも、水が手の隙間をすり抜けていくようにいつの間にか中身を忘れてしまう。

人間が長期的に記憶を定着させるためには、2週間で3回アウトプットする必要があるそうだ。

本棚を見てみよう。買い集めた本が並んでいるが、その中に、内容をしっかりと説明できるものが何冊あるだろうか?

人体では、使われない機能は退化していく。同じように、使わない知識は忘れられてしまう。それでは、せっかく本を読んでも自己を向上させることには繋がらない。

だから、学んだことは活用し、知識も思考もすべてアウトプットしよう。

アウトプットすることで、手を動かす。身体動作を伴った記憶は「運動性記憶」と呼ばれ、一度覚えるとその後、ほとんど忘れることがない。

自転車に一度乗れるようになれば、数年後に久しぶりに乗ったときでさえ、問題なく乗れるのと同じだ。

自分の頭の中がいくら豊かになったとしても、アウトプットして働きかけなければ、現実は、なにひとつ変わらない。

インプットとアウトプットのバランスは3:7が適正であり、じっくりとインプットするよりも、インプットの倍、とにかくアウトプットすることで効率よく内容が頭に入ってくる。記憶に定着する。

 

アウトプットに関するそういった情報がとても豊富に書かれている良書だ。

 

 

頭の中身を整理しよう

整理とは、散らかったものを片付けること、そして、要るものと要らないものを選別し、要らないものを捨てるという意味があるそうだ。

アウトプットをすることで、情報の取捨選択が行われ、不要な情報が削ぎ落とされる。

それによって、頭の中からは不要な情報が整理され、本質の詰まった情報のエッセンスが自己の知識として吸収される。

本をいくら読んでも、アウトプットして頭の中を整理しなければ、玉石混交、グチャグチャの状態で頭の中に情報が蓄積される。

散らかった部屋のように、必要な時に必要な情報が引き出せず、そうして使われなかった知識はいつしか不要と判断されて、他の情報と共に捨てられる。忘れ去られてしまう。

自己を改善するため、現実を変えるため、その本を読むためにかかった時間、お金、すべてを無駄にせず血肉に変えるためにも、とにかくアウトプットをしよう。

「食傷気味の頭には、アウトプットが必要だ。」

 

今日はここまで。

それでは、また

ミギマワル

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