病は気からと言うけれど

最近、腰痛に悩まされていた。
その対策として運動量を上げたり、自宅デスクをスタンディングデスクにしたりしたわけだが、軽くはなったものの相変わらず痛みは消えなかった。

そんな中、腰痛の85%には明確な原因がなく、大半は心理的なものだという記事を読んだ。
それで、腰痛は脳の勘違いが原因なのだと思い、気にしないようにしたところ一日のうちに痛みは軽くなった。
ストレッチや運動もしていたが、脳の勘違いだと信じることが一番効果があった。
自分の思い込みの強さにも驚きだが、なんだか人間の不思議を垣間見た気分だ。

病は気からと言うけれど、本当にそういう面もあるのかもしれない。
何かを信じるとき、人は影響を受けている。
宗教でも疑似科学でも、それこそオナ禁とかでもそうだけど、実際に効果があると当事者が信じられれば、それは効果を発揮する。
信仰が試される。
そういうと胡散臭くなってしまうけれど、物語を思い描きながらそれを目指すうちに思い描いていた空想にいつしか現実は近づいていく。気づいたときには盲信は現実になっている。

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