今日は通勤や通学、移動中に音楽を聞くことについて書く。
音楽を聞くことはとてもありふれた娯楽だ。作業しながらでも楽しめる。
電車や車での移動中に音楽を聞く人も多いだろう。
しかし、それはあまり賢明な選択では無いと思う。
音楽を聞くと良くも悪くも気分が左右される
音楽を聞くと、その音楽によって気分が左右される。
特に、暗いか、悲しいか、攻撃的な音楽を聞くと、良くない影響を受けやすい。
音楽は、良くも悪くも気分を盛り上げてくれるので、ヒロイックな気持ちになりがちだ。
そうなると、自己認識が歪んで出来事を過剰に受け取るようになる。
暗い曲を聞くと、ちょっとしたことで、ものすごく不幸だと感じたり、すごく反抗的な気分になったり、落ち込んだり悲しんだりする。逆に明るい曲を聞いた場合でも、それはそれで横柄に振る舞ったり、リスクの計算ができなくなったりする。
気分に浸るのは悪いことじゃない。だが、それは意識的にやるべきだ。
日常的に気分を上げたり下げたり、それを無意識に音楽に左右されるのはオススメしない。
単純に、なんとなく音楽を聞くのをやめるというのも選択のひとつだが、僕はそれに代わる習慣をオススメしたい。
オーディオブックを聴く
では、音楽の代わりに何を聞くかという話だが、僕はオーディオブックをオススメする。
オーディオブックで自己改善に役立つような情報を取り入れる。今までなんとなく音楽を垂れ流していた時間に、有益な情報を得ることができる。時間の有効活用だ。
環境が人を作るというが、そう簡単に環境は変えられない。しかし、オーディオブック使えば、自分に有益なアドバイスをしてくれるメンターに話を聞く状況を仮想的に作れる。これによって徐々に自分の考え方も変わる。物の見方も変わってくる。
人は周りで語られる情報に影響される。職場など固定された人間関係に身を置いていると、そこで語られることが無意識のうちに段々とあなたの常識を作っていく。
例えば、起業したいという思いを、あなたが持っていたとして、周りの人間が起業は危険だとか、知り合いが企業に失敗して破産したとかといった話をする人ばかりであったら、モチベーションを維持するのはとても難しいし、起業したことの無い人たちから企業することについて役に立つ意見を聞くこともできないだろう。
モチベーションを育てるコツの一つに、自分の意志を応援してくれる人や情報で、自分を包囲するという方法がある。
オーディオブックは、今まで活用されていなかったあなたの時間を有意義なものへと変えるツールだ。
同じ時間を過ごしていても、音楽を垂れ流すことに使う人と、オーディオブックを聴いて学びを得ている人では、やがて大きな差が生まれる。
ぜひ、試してみて欲しい。
終わりに
誤解をしないでほしいが、僕は、音楽を聞くことが悪だと言っているのではない。
僕自身、今でも音楽は聞くし、かつては自分で音楽をしていたくらい大好きだ。
ただ、音楽もオーディオブックと同じで、ツールのひとつだ。
必要な時に、気分を盛り上げるのに使えばいい。
ツールにはそれぞれ適切な使い方があるということだ。
明日からしばらく外出をするが、ブログの更新は継続したい。
明日は、テレビを見ることについて書く。
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