こんにちは
ミギマワルです(@migimawaru)
最近、夕方に向けて疲労感が増し、仕事が終わる頃になると、かなりからだが重く、気力も衰えているように感じていた。
ただ、それは、一日仕事に取り組んだ故の当然の疲労感なのだと思っていた。
そんな時、たまたま知人との会話の中で「水中毒」なるものを知り、それが気になって軽く調べてみると、症状も原因も見事に自分に当てはまった。
「水分を摂ることは美容にいい」と盲目的に信じて、業務のあいだ大量に水を飲んでいた。その行動を控えてみると、ストレスによるものだと思っていた業務中の息苦しさも、目の疲れによるものだと思っていた頭痛も、疲労感も、呆気なく消えた。
知識が感覚を邪魔する
ぼくは自分の不快感の原因をミスリードしてデスクワークで座りっぱなしであることや、仕事のストレスによるものだとミスリードしていた。そして、的外れな対策をしていた。原因がまさか、からだにいいと思っている行動にあったとは。
だって、(科学的に根拠があるわけではないとは知っているが)芸能人やモデルが美容の為に1日に何リットルも水を飲んでいるというのはよく聞く話だ。
本を読んだり、動画を見たり、知りたいことはググればすぐにわかる時代だ。
「効率のいい方法」や、「有意義な取り組み」を学んだ上で物事に取り組む。
先人の知恵や経験を活かした賢いやり方だ。
だけど、「常識」だったり「正しい方法」に則って取り組んでいるはずなのにうまくいかない。なんなら、ぼくのように不調をきたすということもある。
「正しいはずだ」と認知に歪みがあると、フィードバックを正しく受け取れずに、本来なら身を助けるはずの知識が原因に気づくのを邪魔してしまう。
起こった出来事(結果)から原因を考える時、はじめに対象から除外してしまったものの中に原因があることもある。先入観やバイアスを排除して検討した方がいい。
常識よりも感覚を優先した方がいい
「水はからだにいい」というのは、ただの知識に過ぎない。人体の80%は水だし、熱中症対策に水分補給は必要だと言われている。デトックスになるとも言う。だけど、それらは全部ただの知識だ。
知識は情報に過ぎないけれど、感覚は確かな現実だ。
どちらを優先して考えるべきかは明らかだ。
見知った知識よりも実際に起こっている現実を基に対応した方がいい。
一般論が自分に当てはまるとは限らない
本に書かれていることが正しいとは限らない。
テレビで言っていることが正しいとは限らない。
権威が語ることが正しいとは限らない。
最終的に信じられるのは、自分の感覚だ。
それを無視してしまっては、なんのフィードバックも得ることができなくなってしまう。
一般論や常識が自分に当てはまるとは限らない。
知識は強力な武器だ。ただ、使い方を誤れば目を眩ませて、人を間違った方向へと導く。使い方が大事だ。
みなさんも先入観にとらわれず、良かれと思っての行動にも気をつけて。水の飲み過ぎにも要注意だ。
今日も学びを得ることができた。これで、明日からをより快適に過ごすことができる。
前進は続いていく。
それでは、また!
ミギマワル(@migimawaru)
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