【人生を変える劇薬】さあ、自己洗脳をはじめよう

こんにちは

ミギマワルです(@migimawaru

ぼくは昨年、転職をしました。

以前のぼくは「もっとスキルが身につけられてお金が稼げる仕事に就きたい」と思っていながら、行動することを恐れていつまでも転職活動をすることができなかった。

また、貯金をしなくてはと思いながら、それもまったくできていなかった。

しかし、昨年Voicyを聞き続けたことで遂に感化され、転職をして希望通りの仕事に就くことができた。年収も3割上がった!(前の職場が低すぎただけだが)
貯金もはじめることができた。まだたいした額では無いが、かつての自分からしたら大きな進歩だ。

それができるようになったのは、価値観を変えることができたからだと思う。

今日は、人生を決定づける強力な要素「価値観」と、それを変える危険な方法「自己洗脳」について書いてみようと思う。

 

物事の見方を決定する価値観

その人が何に価値を感じるかはその人の持っている価値観によって決定される。

価値観が物事の善悪を判断し、意味があるとかないとかを決める。物事の解釈はすべて価値観を通して行われる。

先日、習慣について書いた。

【基礎能力向上】行動のパッシブスキル化という考え

この記事は、良い行動を習慣化することが自分の能力を向上することに繋がるという趣旨だったが、この「良い行動」というのを評価するものこそ価値観だ。

ある行動が「良い行動」であるか「悪い行動」であるかは価値観によって決まる。

正しい価値観を持っていなければ、物事を正しく評価することができない

 

自分の価値観を「自己洗脳」で改ざんする

行動や物事の善し悪しは価値観によって評価される。

なので、自分の目標と矛盾する価値観を持っていると、意図せずに目標を遠ざけるような悪い行動をとってしまったりする。

健康になりたいと思っていても「タバコを吸っている男はかっこいい」という価値観を持っていたら目標(健康になりたい)と価値を感じる行動に齟齬が生じる。

このような状態は、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるようなものだ。

その人にとっては、健康になるということは、一部かっこいい男であることをやめるという構図になってしまう。

すると、目標と行動の齟齬が不快感を生み出し、じわじわと意志力を蝕む。

意思力が続くうちは不快感を抑えていられるが、それはずっとは続かない。最終的には、目標に挫折するか、価値観を変化させるかのどちらかの結末を迎えることになる。

つまり、目標を達成するためにはどこかで価値観を変化させる必要がある。

ならば、価値観はどのように変化させればいいのか?

価値観は、自分の経験と知識によって形成される。人間には無意識に周囲に同調しようとする機能があるため、現在身を置いている環境の影響を大きく受ける。

啓発本で「成功者とお近づきになれ」とか「自分の接する人間によって自分が影響されている」とか書かれているのは、こういうことだろう。

というかそもそも、啓発本を読む目的は価値観を変更すること(洗脳)だ。

本当は、自分の手に入れたい価値観を持っている人たちとの接触を増やせればいいのだが、なかなかそうしたコミュニティを見つけるのも入り込むのも難しい。

そこで、価値観を変化させるには自己洗脳をかけるのがいいと思う。

 

自己洗脳のはじめかた

自己洗脳に必要なことは、インプットする情報の取捨選択だ。

選択的に今までと違う情報を取り入れ、意識的に邪魔になる情報を排除する。ぼくはこの2要素を意識した。

 

インプットの選別

まず身につけたい価値観を見極め、取り入れる情報をしっかりと選別する。

この時重要なのは、情報は特定の発信者からの情報になるべく集中することと、その発信者の情報に繰り返し接し続けることだ。

自己洗脳中、自分が話を聞く時間が最も長い相手が、その情報発信者になるという状態がいい。

啓発本、Voicyなどの音声配信、Youtube、オーディオブックなどで自分の望む価値観を持っている人の一貫したテーマの情報に触れ続けることが効果的だと感じた。ぼく自身は昨年Voicyを聴き続けていた。

自分の価値観を変えるという目的では、おそらく、なるべく現実に近い情報量のメディアが効果的だと思う。

この場合は、テキストが流れるだけの動画などでなく、誰かが直接語りかけてくれる内容なら動画であるYoutubeが最も効果が高いと思う。話すときの表情や身振り手振りもインプットになり感情を刺激する。ただ、他のメディアにもそれぞれ良さはある。

例えば、啓発本ならば電子書籍でどこでも読めるし動画や音声に比べて短時間で大量のメッセージが受け取れる。

音声ならば通勤通学中に聞くことができるし何かをしながらでも聴くことができる。

個人的には片手間でも聴ける音声が一番取り入れやすく効果があったように思う。

そして、肉声には人のこころを動かす力があるように思う。

 

ノイズの遮断

自己洗脳において、周囲の人間の言うことは基本的にすべてノイズになる。

自己洗脳をして価値観を変更しようと志した時点で、自分の周囲の人間の多くとは結果的に別れを告げることになる。

今の自分の価値観はほとんどの場合、自分の周囲の人間によってつくられているからだ。

自己洗脳を施すということは、つまりこれ以後、周囲の人間と異なった原理に従って選択、行動をしていくということだ。

結果的に話も合わなくなるし、行動も合わなくなる。お互いに息苦しい関係になることが多いと思う。

普通、なんらかのコミュニティに所属して特異な価値観を保っていられる人はほとんどいない。価値観の違いは、河を流れる石のように交流する時間とともに形を整えられていく。周囲の価値観に近づいていく。

そうではないと思っていても、意識していない限り、知らないうちにそのコミュニティの人間と同じような価値観になってしまう。

そして、価値観の下に、人間は標準化される。

同じような価値観を持っているからこそ、同じような行動原理で動き、同じような水準の生活になる。同じような健康状態になる。

そうした自分を取り囲む標準的な価値観から逸脱するのなら、今現在の標準的な価値観に基づく選択をすべて断ち切ることだ。

今、自分のことを押し留めている、その価値観に基づいて行動する人間の発する情報は、ほとんどノイズだ。聞き流す。可能な限り付き合わない。

ぼくは、以前の職場にいる時に、その職場の人間との交流をは業務上必要と思われるコミュニケーション以外基本的に断った。社内政治にも関わらないし、くだらない話にも付き合わない。やるべきことをやり、定時で帰る。
役職者や同僚から投げかけられた「ありがたい忠告」もすべて無視した。

 

価値観が最適化されると劇的に生きやすくなる

こうしてぼくは、新しく自分を導く価値観をインプットし、既存の自分に利益をもたらさなかった価値観を遮断し、価値観のリプレースを行った。

それによって、選択が変わった。判断が変わった。物事の感じ方が変わった。行動が変わった。その結果、生活が変わった。

価値観という自分を動作させるシステムが最適でないと、あちこちに動作不良を引き起こす。

価値観の最適化を行ってから、今まで思うように行動できていなかったことが嘘のように様々な行動を起こせている。このブログでの発信もその一部だ。

最適な価値観、そして良習慣、これによって自分をビルドすると人生が劇的に生きやすくなる。

 

 

などと偉そうに語ったぼく自身、進歩したという自負はあるが、まだ何者でもない。

しかし、何者かになれる日を夢見て日々を過ごしていきたい。

その方が人生は楽しい。

 

それでは、また!

ミギマワル(@migimawaru

フォローしてコメントなどしてもらえると、ぼくの人生が楽しくなります。

 

この2冊は人生を考える上で、絶対に読んでおいた方がいい。価値観が変わるかも。

 

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