暇には手軽な娯楽が入り込んでくる。やるべきことを忘れないように

こんにちは、ミギマワルです。

ぼくらは「おいしいもの」や「たのしいこと」が手軽に手に入るようになったすばらしい時代に生きている。

この資本主義社会では、より売上を伸ばすために、企業が日夜商品開発を続けて、そういったすばらしい商品をつくってくれている。

ありがたい話だけれど、これは怖いことでもある。

おいしいとか、楽しい、気持ちいいという快感は、つまるところ脳が受ける刺激だ。より売れるようにするためには、より強い刺激が必要である。

商品開発というのは、極端に言えば、人の快感をハッキングして、より大きな快感をより手軽に引き出せるようにすることではないかと思う。

最近はスマホの依存性について警鐘を鳴らす本が増えてきた。確かにスマホを使えば、ボタン一つで楽しいゲームが、それこそ無限にできる。

ゲームでなくても、SNSの「いいね!」や様々な通知が届くのは楽しいことかもしれない。

スマホはわかりやすい例だけれど、はじめに言ったように商品は基本的に「なるべく楽に」「なるべく大きな快感を得られる」ように常に改良を続けられている。

使っているアプリも、そこで流れるコンテンツも、差し込まれる広告でさえ、それらは常に最新の商品だ。それらは日夜ぼくらを攻撃している。それも気づかれないようにひっそりと。

ぼくらを刺激して、購買意欲を煽り、食わせ、使わせ、それなしではいられないという状態にさせることを目的としている。

誰もが人生の目的なんて持っているわけではないけれど、「やるべきこと」や「やりたいこと」はきっとあるはずだ。

だけれど、現実で意味のある行動は、たいていの場合、取り組むのに気力が必要だったり、結果を出すのに時間がかかる。

資本主義社会が生み出す最新最強の商品たちは、お手軽に快感を味合わせてくれる。

日々の生活で、目標に向けて前進するためのルーティンがしっかりと組まれている人はいいが、ヒマな人ほど気をつけたほうがいい。

暇には何かが入り込む。

そこには手軽なものの方が入り込みやすい。

つまり、何が言いたいのかというと、

暇してるなら気をつけたほうがいい。そこには悪習が入り込み、あなたの前進を妨げるようになるから。

かと言って、刺激を遠ざけるばかりの生活じゃあおもしろくない。

何ごとも程々に楽しみ、資本主義社会のすばらしい商品を味わいながらも、つまらないことに時間を使わずに、しっかりと前進していきたい。

コントロールを失わずに、今日も資本主義社会でのアガりを目指して前進していく。隙間で休憩として、お手軽な楽しみは味わって行くとしよう。

やるべきことと、手軽な娯楽、バランスが逆転しないように。自戒を込めて。

それではまた。

今日も前進は続いていく。

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