やるべきことが終わらない!いつもギリギリ!そんなあなたの人生を変える「習慣システム」構築のススメ

はじめに

朝早く起きても出発がギリギリになってしまう。決めていた時間に作業を終わらせられない。

やるべきことはあるのに、何もしないうちに時間が経ってしまう。

そんなことに長年悩んでいた。

いろいろな記事や本を読んでみたけど、精神面のアドバイスは、ぼくの役には立たなかった。

というか、気の持ちようで解決できるのならはじめから苦労はない。

いつだって、必要なのは具体的な解決策だ。

 

そこで試行錯誤の結果、劇的な効果を発揮する方法を編み出したので共有したい。

 

  • 時間があってもやるべきことが終わらない
  • 目に入ったものに意識を持っていかれやすい
  • 段取りするのが苦手で面倒くさい

 

上記の項目に思い当たる人には、ルーティンタイマーを使った「習慣システム」構築が最高に効く。

 

ルーティンタイマーとは

どんなものか簡単に言うと、

行動のひとつひとつに何分間で行うか制限時間をつけるタイマーアプリだ。

 

そもそも、ダラダラと時間を過ごしてしまう原因はなにか。

それは、やるべきことが明確になっていないことで、何かをしようとするたびに「どうしようかな」と考える状態になり、そこに手軽な快楽が入り込むことだ。

例えば、

家に帰って荷物をおいて、【とりあえずテレビをつけて】、「どうしようかな」と考えているうちに気づいたらずっとテレビを見ている。

とか、

朝、目を覚まして【とりあえずTwitterを確認して】、「どうしようかな」と考えているうちに、気づいたらびっくりするくらい時間が過ぎている。

 

「どうしようかな」と考えているときはやることが明確になっていない空白の状態だ。

その空白に、テレビやTwitterが手軽な快楽を与える。

すると人間は、そういった興味を引くこと、楽しいこと、気持ちいいこと、つまり快感を与えてくれることを続けてしまう。そして、それが目下のやることになってしまう。

 

テレビであったりSNSは人間の興味を引いて、なるべく長く注意を引き止めるように日々改良が加えられている強力なコンテンツだ。いわばデジタルドラッグといってもいいと思う。


そのあたり詳しいことはこの本に書かれている。

 

人は快楽に弱い。

漠然とした人生の目標よりも、リアリティのある手軽な快感を与えてくれることを選んでしまう。

やらなくてもいいことに、やるべきことが取って代わられる。

人生の貴重な時間は、何気なく行った行為によって蝕まれている。

そうしていつも、いつの間にか時間がなくなってしまう。

人生の目標とか言わずに、もっと小さな視点で言えば、

朝、早く起きても、いつの間にか出発ギリギリの時間になってしまう。

夜だったら、やりたいことはいろいろあったはずなのに気づいたら寝る時間になってしまう。

そういったことが起こる。

ルーティンタイマーは、やらなくてもいいことが入り込む、この「どうしようかな」の時間をなくしてくれる。

シンプルだけど、これほど強力な解決法はない。

やることを明確にし、根本原因である「どうしようかな」という時間をつくらせないからだ。

 

アプリ自体はとてもシンプルだ。

だけど、「簡単(シンプル)なやつほど強い。という言葉もある。

簡単で必要な機能が絞られている方が使いやすい。

このルーティンタイマーを活用した習慣システムの構築は、人生を変えるパワーを持っている。

惰性で失くしている時間が多ければ多いほど劇的な効果を実感できる。

ぼくは、これによって今まで全然できていなかった日々のやるべき行動が処理できる様になった。

ぼくはこのアプリを愛用している。直感的な操作ができて無駄な機能もなく使いやすい。

ルーチンタイマー
ルーチンタイマー
開発元:Hiroki Sakamoto
無料
posted withアプリーチ

 

 

ルーティン設定でやるべきことが明確になる

アプリでルーティンを組むことで、やるべきことが明確になる。

やるべきことが明確になっていれば、いちいち考えずにやるだけでいい。

ルーティンを組むときも、実際に実行してみて合わなければ、どんどん修正を加えていく。

難しく考えずにやるべきことを洗い出して「このくらいだろう」という実行にかかる時間を設定すればいい。

あとは、いつもの行動を振り返って、行動の順番を並び替える。

それだけで、やるべきことが明確になって「どうしようかな」の時間が発生しなくなる。

ムダなことに時間を奪われなくなる。

 

制限時間が設定されているから長くならない

自分でやってみて実感したが、人は制限時間があるとそれに間に合わせようとする習性がある。

なんとなくやっている行動の問題点は制限時間が設けられていないから延々と続けてしまうことにある。

習慣システムは、この問題も解決してくれる。

行動に制限時間を設けてタイムプレッシャーをかけることで、集中力が増し、行動が早くなる。確実に出力が上がる。

また、制限時間内に作業を終わらせるという目標を達成することで達成感を得ることもできる。

 

視覚化することでムダな動きがわかる

実際にルーティンを組んでみると、その項目をザッと見るだけでムダな流れに気づいたりもする。

順番を入れ替えることで、もっと効率よくできたり、そもそも必要のない行動がみつかることもある。

あとは、一度実行してみてルーティンの流れの順番を調整したり、ルーティンに取り入れ忘れていた行動を組み込んだりして完成度を上げていけばいい。

そして、習慣システムは、自分の成長や発見とともに随時更新していく。

指一本でシステムを更新していける手軽さもいいところだ。

習慣システムは自分の成長とともに永遠にアップデートされていく。

自己改善、生活改善にこれほど強力な仕組みはない。

 

おわりに

「がんばる」とか「気をつける」とか、人の感情では何かを継続的に変えていくことはできない。

仕事でもプライベートでも、なんにおいても。

改善とは、仕組みをつくることなのだ。

それではまた!

今日も前進は続いていく。

ミギマワル

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