もう、依存するのは止めにしよう 具体的な対策

今日は依存について書く。

依存はよくない。ストレスも溜まるし、恐れから卑屈になったり、とにかく人間を弱くする。

ぜひ、この記事を読んで陥らないように気をつけて欲しい。

以下に依存を避ける方法を記述する。

 

 

卵をひとつの籠に盛っていないか

投資に関する格言で「卵をひとつの籠に盛るな。」というものがある。

卵をひとつの籠に盛っていると、何かあった時にすべての卵が割れてしまう。この格言が言うところは、リスクは分散しろということだ。

この考え方は、あらゆる物事に通用する。

例えば、会社勤めで給料を貰って暮らすというライフスタイルは、勤めている会社が潰れたら崩壊する。それは、生活の基盤を会社から貰う給料一本に依存していたからだ。この場合、先に述べた格言に従うと、会社の給料一本に生活を依存させるのは危険なので、他の収入を確保して生活の基盤を複数の収入源によって成り立たせるというのが、回答のひとつになるだろう。

 

何かに依存するという状態は極めて危険だ。

この例の場合、会社からの給料が貰えなくなったら困る。そうすると、上司から理不尽を言われても人間関係が悪化して会社に居づらくなることや、評価が悪くなって昇進が遅れたり、ボーナスが減ることを恐れ、言いたいことが言えなくなってしまう。そうなると、理不尽があっても、耐えるという選択をする羽目になる。

しかし、収入源が複数あり、会社の給料に依存していない状態だったらどうだろうか。

別に会社を辞めても大丈夫だったら、上司の顔色伺いをする必要は無い。理不尽があったら反発すればいい。必要ならば法的措置をとるのもいいだろう。選択肢を自由に選べる。

例として会社を挙げたが、何においても依存状態は、「それを失ったらどうしよう。」という恐怖心を作り出す。

そして、恐怖心があると本来あるはずの選択肢が目に入らなくなってしまう。もしくは、選択肢としてあることはわかっていても選択しづらくなってしまう。

こういった依存の状態は、人間関係でも起こりうる。

 

 

 

依存しないための対策

1つ目は、自分の求めているものの供給源を複数持つこと

先に述べた会社での話の場合、求めているものがお金なら、会社からの給料以外に生活を維持できる程度の収入があればいい。

人間関係の場合も同じだ。依存するということは、その相手から何かを得ていて、それの供給が無くなってしまうことが恐ろしいのだ。だから、何を得ているのか理解して、供給源を複数にすればいい。

 

2つ目は、依存しているものよりも優先度の高いものを持つこと

今まで、旦那が浮気しないか心配で仕方がなかった人が、子供ができたら、その心配をしなくなったりするのは、より優先度が高いものができたからだろう。

彼女が好きで、振られたくないと心配していた人が、仕事に一生懸命になって、以前ほど心配しなくなったりもする。これも、より優先度の高いものができたからだ。

人によっては難しいと感じるかもしれないが、自分の夢中になれることを持とう。

 

 

3つ目は、代替案を持つこと

これが駄目だったら、次はこうしようというバックアッププランを持っておくことだ。これだけで、精神的に余裕を持っていられる。一発勝負という状態は緊張するし、ストレスもかかる。常にプランBを用意しておく。

 

 

この3つを意識すれば、依存状態に陥らずに済むように関係をデザインすることができる。

仕事でも人間関係でも、何にでも適用できるはずだ。

 

 

明日は、やめることの力について書きたいと思う。

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