自分は何者なのかを問い直して『強み』を見つける『日本一わかりやすい「強みの作り方」の教科書』

こんにちは、ミギマワルです。

今日はこの本を読んだ。

SNSなどを通じて、誰もが情報発信する世の中で、この本を読んでおけば、発信のクオリティが間違いなく上がると感じた。

今まで、いろいろな本を読んで、自分の強みとは何かと考えても、正直ピンとこなかったけれど、この本を読んで腑に落ちた。

読んで思ったことを書く。

自分の強みはゲームのスキルのように抽象的ではない

ゲームでは、キャラクターの特徴は『素早い』とか、『攻撃力が高い』みたいなものが多い。

別にゲームに倣っているわけではないけど、「自分の強みは何か」と考える時、ぼくらは『コミュニケーション能力が高い』とか『集中力がある』とか、そういった粒度で自分の強みを考えることが多い。

ぼく自身、今まで何度もそういうものはやってきたけど、ネットや本の強み診断とか、だいたいそんな感じだと思う。

でもそれじゃあ、なんとなく得意なことの雰囲気わかっても、実際のところ活用するのは難しい。

自分の強みが『コミュ力が高い』ことだからといって、営業の仕事をやれば成果が出るのかと言ったら、そんなに単純な話じゃない。

営業の仕事についても、たぶん周りの人はそこそこ『コミュ力が高い』と思うし、世の中を見渡せば更に数え切れないくらいいるだろう。

それでは、せっかくの強みが埋もれてしまう。そうなれば、その強みは無いに等しい。

だから、強みは、そういったボンヤリしたものではなく、具体的なものである必要がある。

ボンヤリしている時点で、それは強みではない。得意なことの傾向だ。

この本では、どういったものが強みとなりうるのか、具体的な実例を挙げながら説明してくれる。

何を語るかも大事。だけど、誰が語るかも同じくらい大事

発信する情報それ自体も、もちろん大切だ。

だけど、それを語っているのが誰かというのも同じくらい大切なことだ。

株をやったこともない人が、株で儲ける方法を語っても説得力がないけれど、株式投資で稼いでいる人が、語るのならば同じ内容だったとしても説得力がある。

発信する人が、何者なのかというのはとても重要な情報だ。

『誰が』、『何と』言っているのか。

この2つが組み合わさって情報はできあがっている。

何者なのかが明確ではない人が情報発信した場合、『誰が』の部分が無いということになる。

強みとは、自分が『何者』なのかということ

今までの経験が、自分をかたちづくる。

そして、自分自身は『何者』なのかというのが、強みになる。

自分が『何者』なのかが定義できれば、力を発揮できるフィールドが明確になる。

これまでの経験こそが強みになる。

自分の強みの活用法

まず、経験の組み合わせによって、自分のポジションを明確にする。それによって、他の人々から頭一つ抜きん出ることができる。

例えば、食べても太れない体質の人専門のパーソナルトレーナーとか。

あえてターゲットを絞ることで、専門性を出して、限られたターゲットからは熱烈に支持されることを狙える。

ターゲットが広く、誰にでも当てはまるような情報は、今は調べればすぐに出てくる。

本当に求められているのは、そうした尖ったものだ。

強みとは、経験に基づいて取ることのできる尖ったポジションだとも言える。

まとめ

自分は何者なのか、それを問い直して自分の強みをハッキリさせられるいい本だった。

実例が豊富なのでタイトルにうたっているとおり、確かにわかりやすく、イメージもしやすかった。

ブログ更新など、これからの発信活動に活かして、よりおもしろいコンテンツをつくるのに活かせそうだ。

それではまた。

今日も前進は続いていく!

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