今日は、気が乗らない付き合いでのストレスを小さくする方法について書く。
はじめに
まず、前提として気が乗らないものには参加しない方がいい。
あたりまえのことだが、それが難しい場合のためにこの記事を書く。
なぜ、気分が悪くなるのか
こういった時に気分が悪くなるのは、選択肢を持たないからだ。
やりたくないのにやらなければならない、行きたくないのに行かなければならない、こういう状況は自分で選択したことではなく選ばされたという感覚になる。だから気分が悪い。
自分でコントロールできないことに人間は大きなストレスを感じる。
同じ出来事に取り組んだとしても、強制されてそれを行うのと自ら進んで行うのとでは感じ方が全く違う。
同じ物事に強制的に参加させられても、いつでも帰れるのと、それが終了するまで拘束されるのではストレスの大きさが全く違う。
自分でコントロールできる範囲が大きくなれば、その分ストレスは小さくなる。
気分を良くするためには
気が乗らない物事に対しては、いかに自分のコントロールできる範囲を増やすかということを考える。
それによって大幅にストレスを減らすことができる。
以下のような視点で自分のコントロールできることはないかと検討する。
- 時間のコントロール(途中で帰る、好きな時に帰る、好きな時に行くなど)
- 場所のコントロール(家でやる、カフェでやる、外でやるなど)
- 人のコントロール(誰と一緒にやるか、誰と関わらないかなど)
自分のコントロールできることが増えれば、その分、ストレスは小さくできる。
例えば、会社の付き合いで参加しなければならない勉強会があるのなら、「用事があるので、遅れてしまいますが参加します。」や「用事があるので、途中までになってしまいますが参加します。」と言って参加する時間をコントロールする。
やりたくない仕事は、取り組む場所を変えてカフェでやってみる。
気の乗らない作業を、誰か一緒にいて楽しい人と同じ空間でする。
そういった視点で考えて、自分でコントロールできる範囲を増やせばいい。
特に時間のコントロールは一番使い勝手が良い。用事があるのに参加したということで、コミットを下げているにも関わらず、まるで熱意があるかのように錯覚させられる。何より汎用性が高いのが最高だ。
終わりに
やりたくないことをやるのはとても疲れる。
時間も奪われるし、場合によってはお金も失う。
そういったものには参加しないに限るが、現実、そうすることが難しいこともある。
だが、気をつけていないと自分の時間もお金もどんどん搾取されてしまう。
いかに自分の時間とお金を守るか。
そういった視点を持って、有意義に人生を送っていきたい。
コメントを残す