意志を継ぐ者

昨日のブログで書いた『ある能力』について書こうと思う。
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オナ禁を含め、あらゆることに共通して言えることだが、物事を継続することはとても難しい。

誰もが、より良くなりたいと願い、解決法を求める。

それは自己啓発本やセミナー、もしかしたら漫画や映画かもしれない。

そうして、強い決意を胸に抱く。これはすごい、きっと変われると興奮する。

しかし、気がつくと確かにあったはずの熱量はいつしか失われ、今までどおりの日常に回帰している。

僕自身、何度も経験した。

そして、そのたびに「やはり、都合のいい解決法なんて無いんだ。」、「人間は変わることなどできないんだ。」と、否定的な思いを強くした。それでも、どうにかして問題を解決したいと新しいソリューションを求め続けた。

だが、結果は無情にも、期待と失望の繰り返しだった。そのたびに時間もお金も失った。

僕が触れたものが間違っていたのだろうか。

そうでは無い。

すばらしい情報は既に世に溢れている。

だが、それを活かすための『ある能力』が僕には不足していた。

それこそが、成否を分ける。

その、ある能力とは『意志を継続する力』のことだ。

成果を出す方法はいくらでもある。成功者達によって語り尽くされてきた。

問題なのは、方法ではなく、どうやってそれを実践するか、実践し続けるかということだ。

この結論を読んでがっかりしたかもしれない。すまない。だが事実だ。

僕自身、そんないつまで続ければいいのかもわからないし、時間のかかる面倒なことは嫌だと思った。

心底面倒くさくて、そんな耳が腐るほど聞かされた説教臭い言葉は求めていた情報ではないと、無視をして、もっと劇的な効果のある魔法のような、奇跡のような方法があるに違いないと、新しい情報を求め続けた。

だが、この世界に魔法など無い。漫画やゲームの様なご都合主義の劇的な逆転劇など無い。

あるのは地道な努力を重ねた先にある進歩だけだ。実につまらない結論だが、これが真実だ。

初志を忘れるから諦める。

意志を継げないから挫折する。

たまにものすごく頑張るのでは駄目なのだ。

淡々と継続的に努力する。

昨日の自分から意志を継ぐこと。これが物事を成功させる鉄則だ。

自分の努力を明日の自分へと引き継ぐために日記をつける。

記録を取るのだ。昨日の自分よりも今日の自分が確かに前進しているということを実感するために。目的を忘れないために。

愚か者は意志を継続させられない。

だから毎日振り出しに戻る。

いつの間にか、最初の志もゴミに埋もれて見えなくなる。

人は何のツールも無しに意志を継ぐことなどできない。

昨日の自分の決意は睡眠とともに葬られ、また心機一転、まっさらな今日がはじまる。

嫌なことは忘れるに限る、しかし、忘れてはいけないことがある。

目的を書き出せ。

何度でも思い出せ。

自分の進歩を記録しろ。

何度でも、何度でも繰り返し行え。

あなたが、あの時のあなた自身の意志を継ぐのだ。

 

これで、決意は明日も燃えているだろう。

 

明日は、意志を継続することの実践例としてオナ禁の継続日数を延ばすコツについて書く。

 

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